イタリア
フィレンツェ ウフィツィ美術館

 ウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)は、イタリアルネッサンス絵画で有名な美術館です。1591年より一般公開されており、近代式の美術館としてヨーロッパ最古の美術館です。またイタリア国内の美術館としては収蔵品の質、量ともに最大となっています。1982年に世界遺産フィレンツェ歴史地区の一部として認定されています。
 メディチ家歴代の美術コレクションを収蔵する美術館であり、イタリアルネサンス絵画の宝庫です。展示物は2500点にのぼり、古代ギリシア・古代ローマ時代の彫刻から、ボッティチェッリ、レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロらイタリアにおけるルネッサンスの巨匠の絵画を中心に、それ以前のゴシック時代、バロック、ロココなどの絵画が系統的に展示されています。
 ウフィツィ美術館の中心には、トリブーナと呼ばれる真珠貝が散りばめられたドーム空間が広がり、最も広い部屋は「ボッティチェッリの間」と呼ばれ、サンドロ・ボッティチェッリの作「ヴィーナスの誕生」が飾られています。またメディチ家の結婚祝としてボッティチェッリが描いた「春」も所蔵されています。
 
ウフィツィ美術館
 
ウフィツィ美術館周辺のホテル
 

 

Copyright © 2005-2020 Italying. all rights reserved.