イタリア
シチリア島

 シチリア島(Sicilia)は、長靴型をしたイタリア半島のつま先部分にある島です。東にギリシャ・フェニキア、南にカルタゴ・アラブ世界と地中海文明の十字路となった歴史があります。歴史は、古代ギリシャ人の都市国家から始まります。アグリジェンドを筆頭に現在でも地中海世界屈指の古代ギリシャの遺跡が多く残されています。時代の移り変わりを反映しカルタゴ、ローマ、アラブと支配者が次々と交代し、様々な文明の痕跡が残る島です。11世紀には、ノルマン人によるシチリア王国が建国され、ノルマン・ビザンチン・イスラムの三様式合わさった文化が花開きました。12世紀以降もドイツ人、フランス人、スペイン人と次々と支配者が代わりました。
 
シチリア島
 
シチリア島 地図
シチリア島 地図

シチリアの都市

アグリジェント  アグリジェント(Agrigento):古代ギリシャの大叙情詩人であるピンダロスが「世界で最も美しい」と謳いあげた街です。今でもギリシャ時代の神殿が当時のまま残り、中でもコンコルディア神殿はシチリア島最大であり保存状態としてはアテネのパルテノン神殿に次いで2番に良い状態です。

カターニア  カターニア(Catania):パレルモに次いでシチリア島内で2番目に大きな街です。エトナ山の噴火によって過去に9回もの災害にあっていますが、その度に再建されました。古代のギリシャやローマ遺跡や、バロック建築が多く残っています。

シラクーサ  シラクーサ(Siracusa):ギリシャ時代の数学者アルキメデス(紀元前287?〜212年)の生まれた所です。当時は、ギリシャ植民都市の中で最も美しいと言われていたそうです。シラクサークの見所は、ギリシャ時代とローマ時代の遺跡が残る「ネアポリ考古学公園」とオルティージャ島の「旧市街」の2箇所です。

タオルミーナ  タオルミーナ(Taormina):メッシーナとカターニアの中間に位置しシチリア島で最も有名なリゾート地です。街が206mの高台にあるためイオニア海の青い海を見渡せ、背後にはシチリア島の最高峰であるエトナ山(3323m)がそびえています。

パレルモ  パレルモ(Palermo):シチリア島の中心都市(人口68万人)です。「世界で最も美しいイスラムの都市」とゲーテが称えたと伝えられています。赤い丸屋根とアラブ風回廊があるエレミティ教会がイスラム建築の代表格です。見所はクアットロ・カンティ(四つ角)周辺の旧市街と街中に点在するアラブやノルマン時代の建物です。

モンレアーレ  モンレアーレ(Monreale):パレルモから南西8kmの場所にあるカプート山の山腹にあります。ノルマン・アラブ様式のドゥオーモで有名です。1174年からわずか2年で完成した大聖堂は、黄金で輝くモザイクによって飾られています。

ヴィットリア(Vittoria)、 エオリエ諸島(Isole Eolie)、 エリーチェ(Erice)、 エンナ(Enna)、 カルタニッセッタ(Caltanissetta)、 ジャルディーニ・ナクソス(Giardini Naxos)、 セジェスタ(Segesta)、 セリヌンテ(Selinunte)、 チェファル(Cefalu)、 トラーパニ(Trapani)、 ノート(Noto)、 ピアッツァ・アルメリーナ(Piazza Armerina)、 マザーラ・デル・ヴァッロ(Mazara del Vallo)、 マルサーラ(Marsala)、 メッシーナ(Messina)、 モディカ(Modica)、 モンデッロ(Mondello)、 ラグーザ(Ragusa)、 リーパリ(Lipari)
 

 

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